まめだいふく

未来を乗り換えた男のまめだいふくのレビュー・感想・評価

未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)
3.0
 「捨てられた者と捨てた者 どちらが先に忘れる?」

 本作は予めあらすじあるいは設定を確認してから鑑賞したほうがいいかと。

 本作はドイツの女流作家アンナ・ゼーカースが、1940年にドイツ軍がパリに侵攻した際の体験をもとに執筆された小説『トランジット』の内容を現代に置き換え、更に現在の難民問題を織り交ぜたロマンス&サスペンスとなっている。
 しかし、当時のナチス侵攻の史実を現代に置き換えているという点ですでに無理があるし、そもそも劇中で「世界は今このような状態です」みたいな説明が一切ないので、何も知らずに観始めると、ずーっと頭の中に「?」がこびりつくことに。

 なかなか面白いというか大胆な試みだとは思うけれど、分かり易くしてくれないとついていけませんよ。
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    趣味が映画鑑賞の平凡なおっさん。あくまで鑑賞記録としての利用ですが、せっかくなので感想書きます。語彙力に乏しいので拙い文章になりますがご容赦ください。毒にも薬にもならないレビューをダラダラ並べており…

    趣味が映画鑑賞の平凡なおっさん。あくまで鑑賞記録としての利用ですが、せっかくなので感想書きます。語彙力に乏しいので拙い文章になりますがご容赦ください。毒にも薬にもならないレビューをダラダラ並べております。 もっぱら過去鑑賞作品の思い出しレビュー。 9割洋画。 主にPCでの書き込みのため、いただいたコメントに「いいね!」をつけられませんが、ちゃんと読みます。原則、お返事も書きますので、コメントくださった方、しばらくたってから再度覗きに来ていただけると幸いです。 因みに星の数は3つで固定。これは映画スタッフ、出演者、配給会社にそれぞれ敬意を表する意味で1つずつつけてます。なのでレビュー内容とは無関係。あしからず。 乱文ばかりのレビューに「いいね!」してくださったり、コメントしてくださる方、フォローしてくださる方々に感謝。