クーベルタンはな

子どもが教えてくれたことのクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

子どもが教えてくれたこと(2016年製作の映画)
4.2
それぞれ違う難病と闘う5人の子供たちとそれをわ支える家族。5人ともに毎日辛いことばかりどけど治療をしながらも明るさを失なわず楽しく過ごす様子を映したドキュメンタリー。
難病を抱えた子供たちを中心に辛い治療に耐える日々。
肺、皮膚、腎臓、神経、骨髄にそれぞれ疾患を抱える。命に関わる疾患であるが家族と過ごしたり友達と過ごしたりする姿が描かれている。
子供たちのただただ辛いだけじゃなく、日々の小さい幸せを描いている。
無邪気さを失なわず大人が想像すること以上の子供の関心、病気に対しても子供に隠すのではなく、ありのままを伝えて命の危機があることも知らせる。
病気を抱え定期的に病院には行っているが命の危機があるわけではないので、ありがたいことだと感謝するしかない。
子供たちから懸命に生きる前向きさを教わった気がする。
急に感情が溢れだす子。日々辛い治療で毎日泣きわめいても仕方ないのに日頃感情を抑えているんだろうな。
病気でも幸せになれる。自分次第で。こんなことを小学生位の子が言うんだから大人は何も言えないよな。

2023248