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博士と狂人のfunのレビュー・感想・評価

博士と狂人(2018年製作の映画)
3.4
メルとショーンの共演なんてどんな風になるのか⁉︎タイトルからジキルとハイド的なものとすっかり勘違いしていました。
全く無関係の人を殺めてしまい狂人として収容されたマイナーと博士号はないものの辞書の編集を任されたマレーの人生がどう結びつくのかも全くわからなかったけれど、そんなきっかけで⁉︎
2人の言語に対する考え方や単語の掛け合いなど楽しい場面も多く、未亡人の心の変化などゆったりした時間の流れを感じていたら後半重苦しくなって辛いなという場面が多かった。妻の内助の功もあったり、ラストは良い落とし所で。
ショーンの罪深い自分を自分で罰している横顔などガンジーできそうだなーーとかぼーと見てたらラストあたりでスキンヘッドになっていたので、髭剃ってメガネかけたらガンジーじゃんって全然他のことを考えてしまうくらいの時も。
邦画の船を編むでも辞書編集に膨大な時間をかけていたようにマレーも一つ一つの言葉を紡ぎ編んでいるようでした。
それにしても、メルの演技ってリーサルウェポンくらいしか見たことなかったので抑えた演技もできるのねって感心しました。
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