ぐるぐるシュルツ

愛と銃弾のぐるぐるシュルツのレビュー・感想・評価

愛と銃弾(2017年製作の映画)
3.6
でも、それはナポリじゃない。

〜〜〜

普通にめっちゃ笑いました。
僕の中でのジャンル分けは完璧に「コメディ」でした。

ナポリを舞台に、ギャングの組織と恋人どちらを選ぶか、という古典的なジレンマがストーリーの主軸ですが、
のっけからぶっ飛んでいて笑えます。

話の筋に全く関係ない歌が、
やたら名曲なのもニクい。
終盤の畳み掛けもすんごいシュール。

個人的に一番ツボは、
出会いの背景で踊るデブと
終盤の叔父さんでした。

街や海はそりゃもう綺麗なのですが、
実際のナポリの危なくて汚い感じも
しっかり描いていて、
いや、なんだかんだ、
ナポリ大好きでしょ(笑)