shibamike

外套と短剣のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

外套と短剣(1946年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゲイリー・クーパー憎たらしい~(笑)
あれはモテるわ。
あんなカッコいい科学者は存在しないでしょ。
東野圭吾のガリレオシリーズを福山雅治がやるみたいなもんですね。

サスペンスであるが、やはりサスペンスは手に汗握ってなんぼだと思う。本作での一番のビックリポイントっておじいちゃん科学者の娘が別人で敵スパイだったって所だと思うけど、自分の手は乾燥していた。

第二次大戦中の映画で舞台がドイツやアメリカじゃなくイタリアというのはちょっと変わっているのであろう。

稀代の色男クーパーの相手を演じるヒロインをイタリアーナのジーナが演じるが気が強そうに見えて、色々な辛いことを感情を殺すことで乗り越えている健気レディとわかり、心に傷持つ戦士認定。
「ひげ面のOVRA でも太ったゲシュタポとでも感情を殺してキスできるの。」

献身的なジーナは最後、クーパーを庇って凶弾に倒れるな、と勝手に決め込んでいたが、全然そんなことなかった。
クーパーは「また必ず戻ってくる!」と言ってイタリアを去るが、相手がクーパーだったら待つよな。俺も待つわ。あみん。
気持ち悪いブ男に言われたら待たないと思うと、人生は厳しいなと思う。逆あみん。

ヨーロッパってマジで猫食うの?
shibamike

shibamike