けーな

ベルリン、アイラブユーのけーなのレビュー・感想・評価

ベルリン、アイラブユー(2018年製作の映画)
3.4
今作は、1つの街を舞台に、様々な人達の群像劇を描いた『Cities of Love』と呼ばれるシリーズの4作目。前の3作は、「パリ、ジュテーム」(2006)、「ニューヨーク、アイラブユー」(2008)、「リオ、アイラブユー」(2014)。

好きな映画もないわけではないが、群像劇をそれほど好きではないので、まあまあだったなという印象。このシリーズのリオ版は、まだ観ていないが、パリのも、NYのも、映し出される街並みに目が奪われたものだったが、今作でも、ストーリー自体よりも、街並みに目が行った。とは言っても、ただ美しいと感じるだけではなく、ベルリンには、苦難の歴史があることを知っているので、どこか重苦しいような、哀しい想いも伝わってきた。

ヘレン・ミレン、キーラ・ナイトレイ、ジム・スタージェス、ミッキー・ロークなどの有名俳優が出てくるのが、嬉しい。なかでも、昔とは全く異なった容姿になってしまったミッキー・ロークに、驚いた。

ジム・スタージェスの話が、一番好きかな。
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