「チワワちゃん」を観る。
玉城ティナ祭オーラス。たぶん。
ぱ、ぱりぴ??!!
こ わ い!!
ぱ り ぴ こ わ い !!!←うるさい。
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孤独って、こんなにわかりにくいものだったっけ。
社会は、多様性を極めているから、と劇中でもしたり顔で批判されてたりするけれど、一理あるんだろうか。
満たされないこころというのは、もっとわかりやすかった。
孤独のかたちは、確かに変わってきたように思う。
心臓を動かし、脳に血液をただただ送り続けるウォーキングデッドでいるだけならさほど難しくないこの世の中で、
ひとは、笑顔の裏で苦しみ、傷つき、涙して、唇を噛みしめている。
チワワちゃんは死んだ。
それを偲び、悔やみ、泣いてくれるひとがいる。
チワワちゃんははたして、幸せだっただろうか。
そんな悲しみ、もうチワワちゃんには届かないのに?
失うことでしか、その気持ちを伝えられないなんて、そんな話があるか。
だけど闇の底から求める手は強く、どうしようもなく得体が知れず。
それにひきかえこの手はあまりに小さく無力で。
どうすれば、その手を取ってあげられたんだろう。
どうすれば、そこから引き上げてあげられたんだろう。