「騙し絵の牙」を観る。
大泉洋かっけえええ。
コピーでは騙し合いバトルとか煽ってるけど、そういうスタンスではないような感じ。
タイトルが合ってないという意味ではなく。
しがらみとか既得損益とか伝統とか暗黙の了解とか。
とかくこの世は、正しいと思ったことや、やりたいと思ったことがくやしいくらいできなくなってる。
結局は最大公約数の幸福を守るための必要悪みたいなもので、じゃあ、だからといって、世界に迎合して自分を抑えて変えてゆるやかに死んでいくしかないのかと。
それはなんだか、イメージ的に破壊行為や社会不適合者や誰かを傷つけてしまうという某かを伴ってしまうので、ついつい公言するのを憚られたりするのだけれど、
自分じゃなくて、世界を変える選択肢だってあるんだと思わせる。
いいものはいい。
誰もがぐうの音も出ないくらいに感動できるものって、この世にはあるんですかね。
それはそれでまた多様性を重んじるこの世界ではなかなか受け入れがたいんだろうけれど、それはそれで危うい気はするんだけれど、正直痛快でした。
神座先生やジョージ真崎の文章、読んでみたい。
