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愛唄 ―約束のナクヒト―のトモのレビュー・感想・評価

愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)
4.1
愛唄 ―約束のナクヒト―

恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオル(横浜流星)に起きた、元バンドマンの旧友龍也(飯島寛騎)との再会と凪(清原果耶)との運命的な出会い

残りの命を告げられた時に残りの日々に生きる意味を見いだせるだろうかなんて分からないし、ましてや人を好きになるなんてと思うけど、主人公の葛藤と歩みをひしひしと感じる横浜流星君の素晴らしい演技

清原果耶ちゃんはやはり若手女優ではダントツだなと思う。

3人の境遇でなければ共感することは難しいかもしれないけど、生き様に触れる事で生きる意味を、観た人それぞれが感じ取ることのできる作品

トオルと凪の制服姿での学校のシーンや朝日を見に行くシーンは切ない

二人に関わる登場人物が多いので話が散らかってる感は否めないが、それでも上手くまとまってたし、一人一人の俳優さん達の演技がストーリーを引き上げていたのは間違いない

GReeeeNさんの名曲「愛唄」のもう一つの物語である今作は壮大なMVのようでした

保土ヶ谷駅東口行き相鉄バスにはテンションが上がる
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