おだまき

翔んで埼玉のおだまきのレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.3
その昔、埼玉県民は東京都民から激しい迫害を受けていた。“埼玉解放戦線”のメンバー麻実麗と東京都知事の子息壇ノ浦百美の出会いをきっかけに、東京と埼玉、そして千葉までも巻き込んだ抗争となり···。



職場の先輩から強く薦められたため、鑑賞。関東地方はそれほど詳しくないですが、非常に笑い、楽しみました。


一歩間違えれば差別的、不謹慎で不快になりかねない題材なのに、ネタが突き抜けているので気持ちよく笑えました。「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」なんて意味不明すぎてゲラゲラ笑いました。中盤までは5分に1回は笑ってた気がします。

埼玉県民の学生に"自県を卑下するな、誇りを失うな"とGACKT演じる麗が窘める場面が良かったです。笑う所と笑っちゃいけない所の境界がハッキリしてる印象を受けました。


中盤まで笑い盛りだくさんだったのと比べて、終盤は物語を綺麗に締めるため笑い所が少なかったのが少し残念でした。埼玉解放戦線の結末はナレーションくらいにして、もっと地方ネタを見たかったです。


2023-59
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