プロパガンダか現実か
その通りで、どこまでが現実でどこまでが作られたものかはわからないけど、現実の一部には間違えないので、面白く観た
そこには経済制裁を知りながら中朝貿易を抜け道にたくましく工場経営をする工場長、デザイナーを夢見る縫製工、南に眠るお父さんのお墓参りをしたい、南北統一を夢見るトラお婆ちゃん…
どこまでがほんとで、どこからがプロパガンダかはわからないけど、そこには少なからずの真実があると思って観てみた
例え独裁者がいても、彼らはそこに彼らなりの幸せや困難をもって、私たちと同じように生きているんだな、ということは見えた
トークショーは菱田雄介さんで、現地に何度も足を運んでるだけあって、フラットな味方を手助けしてくれる、良い内容だった
ただ、高英起さんのトークショーがキャンセルになったことは残念
映画の作り手は反対の意見であっても受け入れるオープンな存在であってほしい