Kazumi

ビリーブ 未来への大逆転のKazumiのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
4.3
ああムカつく。
女とみくびって、ロクに資料も読み込んでこない男が偉そうに私の発言を踏み躙る。
あなたがふんぞり返ってられるのは男に生まれたからって「だけ」なんだと。
とても分かる。

法律用語も判例もたくさん出てくるけど、大筋は掴めた。
RGBが性差別的判決をひっくり返していった当時を再現してるだけあって、テンポは良いけどやっぱり腹の立つことが連続で起きる。
クライマックスの弁論はとても胸が熱くなる。
女が女に生まれたことを呪わなくて良くなる日には、男も男の檻から出て来られるんだ。

アメリカ判例百選でも読み返そうかな。
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