Kazumi

星の王子ニューヨークへ行くのKazumiのレビュー・感想・評価

3.6
幼い頃テレビで放送されているのを見て「庶民が王子様を射止めるには、賢くて善いことをしていて、自分の意見を持ってる女の子じゃないといけないんだ!」という考えを私にもたらした映画。

白雪姫とか眠れる森の美女とか、どのタイミングでお姫様に惚れたのかよく分からない、あるいは主人公がお姫様だから王子様が助けに来てくれる系ディズニープリンセスのビデオを擦り切れるほど見ていた時分。電波に乗ってやってきた物語は強烈だった。

子どもが起きてる時間に全裸女性召使いが「おチンのお掃除済みましてございます」ってセリフを言う映画を放送するって、今から考えるとちょっと刺激的。ゆるーい時代だったな。

地下鉄のシーンが最高潮なので、そこでハッピーなエンドを所望したい。
あとは蛇足に感じた。

エディ・マーフィーとアーセニオ・ホールが、あの役とあの役も演じていたのをエンドロールで気付いた私は修行が足りない。
どうりでそこだけカット割が妙なわけだ。
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