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ジュディ 虹の彼方にのひでGのレビュー・感想・評価

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)
4.1
午前の1番の回、かなり空いている映画館の中で、嗚咽が聞こえてしまうんじゃないかと思うくらいの号泣でした😭
号泣量では、近年1番だったかもしれない。

今日は、何度も無意識に「over the rainbow」を口ずさんでしまう。

多分、あのラストのあの歌声、ステージは
ずっとずっと忘れないだろ。

もちろん、かつての大スター、ジュディ自身の弱いところ、脆いところ、
いや脆すぎるところも多々ある。

それをして、劇中ジュディ自身が自虐的に語る
「私が悪いのね!私だけが悪いのね!?」
と、彼女を批判することだってできる。

でも、どんなにダメでも、
どんなに弱くても、

彼女は、舞台の人、
エンターテインメントの側の人
しかも、選ばれた人なのである。

どんなに落ちぶれても、
どんなに悲しみのどん底でも、

舞台に立てば、スポットライトが当たれば
伴奏が流れれば、

そこは、彼女しか立てない世界
彼女にしか分からない悦び

ラストのステージは、全てを失ってしまったけど、1番大事なものは持ち続けていたってことが見事に表出された、
映画史に残る名ステージシーンだと思う。

映画の持ってきた方も上手いな、
だって、あの曲、あの絶対的な曲を
最後の最後で、😭

もうダメ😭歌い出して、嗚咽してしまった😭

舞台の悦びと同時に、
舞台の厳しさも痛いほど表れていたね、

側から見ると、大成功のステージ後に、
抜け殻のように、楽屋で座り込むジュディ

そこは、天国と同時に地獄でもあるんだなって強く感じさせられました。

そして、何よりも素晴らしいのが、
ジュディを演じたレネー・ゼレウィガー

圧巻のパフォーマンス!
圧巻の演技!

彼女を襲う不運の描き方が、定番的とも感じなくもないが、

ステージとレネーの演技の見事さで、
帳消しです!

これも劇場で観るべき映画ですね、

マスクして、体調良い時に観に行って欲しいな。
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