午前の1番の回、かなり空いている映画館の中で、嗚咽が聞こえてしまうんじゃないかと思うくらいの号泣でした😭
号泣量では、近年1番だったかもしれない。
今日は、何度も無意識に「over the rainbow」を口ずさんでしまう。
多分、あのラストのあの歌声、ステージは
ずっとずっと忘れないだろ。
もちろん、かつての大スター、ジュディ自身の弱いところ、脆いところ、
いや脆すぎるところも多々ある。
それをして、劇中ジュディ自身が自虐的に語る
「私が悪いのね!私だけが悪いのね!?」
と、彼女を批判することだってできる。
でも、どんなにダメでも、
どんなに弱くても、
彼女は、舞台の人、
エンターテインメントの側の人
しかも、選ばれた人なのである。
どんなに落ちぶれても、
どんなに悲しみのどん底でも、
舞台に立てば、スポットライトが当たれば
伴奏が流れれば、
そこは、彼女しか立てない世界
彼女にしか分からない悦び
ラストのステージは、全てを失ってしまったけど、1番大事なものは持ち続けていたってことが見事に表出された、
映画史に残る名ステージシーンだと思う。
映画の持ってきた方も上手いな、
だって、あの曲、あの絶対的な曲を
最後の最後で、😭
もうダメ😭歌い出して、嗚咽してしまった😭
舞台の悦びと同時に、
舞台の厳しさも痛いほど表れていたね、
側から見ると、大成功のステージ後に、
抜け殻のように、楽屋で座り込むジュディ
そこは、天国と同時に地獄でもあるんだなって強く感じさせられました。
そして、何よりも素晴らしいのが、
ジュディを演じたレネー・ゼレウィガー
圧巻のパフォーマンス!
圧巻の演技!
彼女を襲う不運の描き方が、定番的とも感じなくもないが、
ステージとレネーの演技の見事さで、
帳消しです!
これも劇場で観るべき映画ですね、
マスクして、体調良い時に観に行って欲しいな。