chihaken

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2018年に公開されたファミリー映画です。監督は前田哲さんです。
本作品は渡辺一史著書のノンフィクション書籍を題材にしています。進行性筋ジストロフィーという難病を抱えた鹿野靖明を取材したノンフィクション作品となっています。鹿野さんが夜中にバナナを食べたいと言ったことが本作品の題名となっています。興行収入は11億4000万円を突破しており、非常に多くの方に鑑賞された作品となっています。

【感想】
すごく考えさせられる作品でした。また勇気や元気を与えてくれる作品だと思います。少子高齢化が進み、今後自分の親を介護する日が来ると思います。そんなときどのように接すればいいのか、今は考えられませんが、この作品を思い出して、日々笑い合えるように接したいと思いました。現実と理想は乖離しているかもしれませんが、そのような心だけは失いたくないと思います。

【あらすじ】
主人公の鹿野靖明は筋ジストロフィーを患い、ボランティアの方に生活を手伝ってもらっていた。わがままな性格で、ボランティアの田中久は振り回されていた。田中の彼女である安堂美咲は一度ボランティアの様子を見に行き、その際に鹿野に気に入られた。鹿野のわがままに苛立った美咲は思ったことをそのまま伝えてしまった。鹿野は美咲に一目惚れし、一緒にバーベキューに行くことに。嫌がっていた美咲も次第に鹿野のことを気にするようになっていた。また田中に嘘をついていたことを告白し、田中との関係も悪化した。ある日、鹿野は家で倒れ入院することに。鹿野は二酸化炭素濃度が高くなり、人工呼吸器をつけることに。そんな鹿野は家族同然であるボラと一緒に退院することを決意する。果たして鹿野とボラはどのような生活を送るのか。感動の実話をもとにした名作です。

【出演者】
・大泉洋
・高畑充希
・三浦春馬
・萩原聖人
・原田美枝子
・佐藤浩市
・渡辺真起子
chihaken

chihaken