ホッパー

天国でまた会おうのホッパーのネタバレレビュー・内容・結末

天国でまた会おう(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

さあ、頑張って書く。
観た動機は人に勧めてもらったから。こういうことはそんなにはないので嬉しいしなんで勧めてくれたのか考えてみたくなる。

【主な登場人物】
エドゥアール、仮面の男のアーティスト
アルベール、マリオみたいな主人公兼監督兼脚本家
ブラデル、ヴィラン。ELLEにも出てた。
ルイーズ、少女、エドゥアールの言葉がわかる

・やさしさ?
・悪役
・ルイーズ
・クズvsクズかと思ったら

・やさしさ?
殺してくれと頼んできた命の恩人を生かそうと彼を死んだ人に偽装して別人として生かした話。

なんでエドゥアールはアルベール助けたのかな?アルベールの絵描いてたのは好きだったりするのだろうか?死にたい人をいかすために機転を利かして、最後の遺族にまで気を使うアルベールはたぶん優しい。だけど顔半分失っても生きろというのは果たして優しいのか?

エドゥアールのお父さんとお姉さんにエドゥアールの最期を聞かせてくれと言われて喋るシーンの「実はそうじゃないんだ」は痺れた。

・悪役
魅力的なヴィラン、ブラデル。危険な感じしかしない。そうか『ELLE』の君かロラン・ラフィット。

奥さんにばっさり拒絶されるシーン好き。


・ルイーズ
キービジュアルとあらすじ読んだらヒューマンドラマみたいなイメージもつけど果たしてこのこは天使なのか悪魔なのか?エドゥアールの声になり共犯者になる。

エドゥアールの素顔をみても恐れず触れて失意の人は仮面を作って生きるモチベーションを復活させる。でも禍々しい方向に開花する。

3人で踊るシーン好き。でもエドゥアールとルイーズの外にアルベールがいる気がして少し気の毒に思った。

・クズvsクズかと思ったら
クライマックスはブラデル(クズ)vsエドゥアール(お父さんにとって)なんだなと思っていたらそうはならず。因果応報みたいなブラデルの最期とアルベールが捕まる理由が分かる。馬の仮面効果的だったなあ。袋叩き事件も。

エドゥアールはお父さんと対峙してダイブ。あれなんでろうか。罪の意識?なんだろうか?

※戦争で生きながらえたけれども死人みたいに生きていて救いを死に求めた。死の間際父に認められた。って意見を聞いてそうだなって思った。腑に落ちた。

アルベールを逃す警察はウェルメイドなんかな。序盤の伏線回収するし。ビジュアル良くてちゃんと伏線回収してくれて救いのある物語が好きかも。

エピローグは異国の地にアルベールと恋人とルイーズ。アルベール近年まれにみるひどいプロポーズだったけど彼女ついてきてくれて良かったと思った。ブラデルと対峙する理由になったと思うし。

仮面良かったな。最後の鳥の仮面を被ってお父さんに認めてもらって涙するエドゥアール綺麗だった。意思表示できるへの字の形の仮面も良かった。あれ欲しい。
ホッパー

ホッパー