漱石枕流

アースクエイクバードの漱石枕流のレビュー・感想・評価

アースクエイクバード(2019年製作の映画)
3.4
アメリカ資本の作品だが、全編日本が舞台で日本人スタッフも多く参加しているので、印象としては合作に近い。

序盤からラストまで集中力は切れなかったが、鑑賞後にふり返ると後半の展開はやや荒く感じた。特に肝心の事件の全貌がわかりにくかった。少々惜しい。

「あのひとが死んでしまったのは、ひょっとして自分のせいかも?」法律的に罪はなくてもそう考えてしまうのはまっとうな人間の感性だと思う。とはいえ、実際にその立場に立たされるのは辛い。その切なさは最後まで残った。

タイトルについては初耳。阪神大震災をふくめて何度か地震を経験しているが、私自身そういうものを聞いたことはない。

[ドイツ語吹替音声+日本語字幕]2022/07/18 Netflix
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