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ジュマンジ/ネクスト・レベルのnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

2.2

このレビューはネタバレを含みます

あんま好きでもない女と終電逃すハメになったので、仕方なく真夜中の映画館で時間を潰すことに。

もともと観たかった映画があるわけじゃない。

あんま期待できないけどそこそこは面白いだろうと踏んでこの映画を選んだんだけど、実際そこそこ面白いくらいだな。

1作目のときの新鮮味が大幅減なのはまぁ仕方ないにしろ、もう少し新しい仕掛けがあっても良くない?

おれはスペンサーがもう一度ゲーム内に入りたくなる動機が好き。彼女が大学デビューして人気者になってるの見て、「こいつ、ジュマンジ体験を気に自分に自信つけやがった!」って思ったんだろうねw

もう1回だけマッチョになって、あの感覚を取り戻したい、そしたら自分も…っていう典型的な依存症状が出てて最高だw

ただジュマンジの中に入ってみたらアジア系のブサイク婆さん(特技はコソ泥)だったw

前作からそうだけど、現実でのキャラクターとのギャップが笑える。

「得意技は違えど、それぞれの個性を巧く使って、人生ゲームをクリアしていこう」

前作と同じだけどよりストレートなメッセージを感じる一方で、じゃあどうなんだよ?っていうシーンもあった。

エロくて運動神経抜群な女の子キャラを奪いあったり(そりゃあの娘が絶対アタリだ)
なんか泉みたいなところ入って全員のキャラを交換したり(よかったなまたマッチョになれてスペンサー)

結局は、「個性には向き不向きと優劣があるから、自分に合ったのを選んで(選べないんだけどね)使いこなせよ」みたいな。

ひどく現実的に突き放してきたぞ。

でもって友情は大事だからって、ダチョウの大群にも立ち向かっていく最後もショボい。

さすがに3作目はやめて欲しいな。

やってても観に行かないけどね、終電逃さない限りは。
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