磨

記者たち~衝撃と畏怖の真実~の磨のレビュー・感想・評価

3.3
ボヘミアン・ラプソディの話は認知されたので終了します。

モデルとなった新聞記者がアドバイザーを務め、事実に基づいて映画化。字幕監修は池上彰さん。これは“THE社会派映画”。

『 Is it true? (それは真実か?)』

9.11から始まり、その後のイラク戦争の真実、報道するジャーナリズムの実情。
ある種、えげつない現実を見せられます。
ある程度は知っていたのですが、映像と言葉で見るとより怖いですね。
本日4/5上映開始「バイス」の主人公は、まさに当時の副大統領ディック・チェイニー、本作と合わせてみると面白そうです。

作品としてはドキュメンタリーで退屈に感じるところも多いですが、上記の通りモデルになった記者とともに作り上げた作品。役者の演技も素晴らしいものでした。


「世界報道自由度ランキング」米国は2018年度、トランプの影響でかなり下がり45位。自由の国が聞いて呆れるわ、と思ったら、日本国衝撃の67位。
いわゆる先進国の中では頭二つは抜けた最下位(もちろん中国は除く)
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