ゾンビ感染の治療薬💊が開発され7割くらいの確率で成功、そうして【完治した人々:キュアードの社会復帰】が始まった世界。
しかし彼ら元ゾンビを待ち受けていたのは、健常者たちによる壮絶な差別と迫害でした…
困ったことに、彼らは【ゾンビだったころ自分で何を犯したか覚えている】のです。
本来憎むべき相手はウィルスであるはず。
なのに政府とメディアは己の利益のため大衆の恐怖心を煽り、不安に駆られた人々が感情に任せて理不尽な差別を行います。
また、迫害された者たちは怒りと憎しみを募らせ過激な復讐へと…
失礼なハナシ、以前ゾンビでしたなノーメイクのキュアードの皆さんの顔は【納得出来てしまうほど顔色が悪く】役者さんたちの演技力に拍手👏
数多あるこの手の映画の中じゃ変化球的な作品でしたね🤔
ゾンビ映画はそもそも終末的なものですが、終末を逃れても新たな終末の可能性が待っている…
そんな絶望的世界を、現実と地続きで描いて見せたユニークな映画でした。
惜しむらくは【説明過多な部分と、不十分な部分の塩梅が悪い😅】ことですかね。
どうしたら感染だけで済むのか?それとも死んでしまうのか?がアヤフヤ。
また序盤で語り過ぎてしまった要素は、終盤での衝撃的な真実を明らかにいいいい…ってなりません🤔