親子関係のギクシャクしていた父子家庭、突如失踪してしまった娘を父が探し求める…というストーリーなのですが、お父さんのSMSやSNS、Googleをフル活用しての特定や調査がめちゃくちゃリアルで、現代ならではの身近さを感じさせるサスペンスだなと思いました。
特に、娘の捜索担当になった刑事と電話で挨拶する際、速攻で刑事の名前をググりだすシーンは「自分でも同じことするだろうな…」と考えさせられました。
「目は口ほどに物を言う」と言いますが、一度打った文章を少し考え直して全削除したりする動作でその人物の心情をより印象付けるシーンの説得力を見て、現代は「タイピングは口ほどに物を言う」の時代なのかもしれない…と感じました。
日頃からネットに触れる機会の多い現代人には、ぜひ一度観てほしいです。