一夢

一夢

池袋の新文芸坐と、早稲田の松竹によく行きます。
生まれと育ち以外はイギリス人です。

処刑軍団ザップ(1970年製作の映画)

3.8

また一つ、愛すべきお馬鹿映画と出会えてしまった…。愛読している某映画紹介シリーズ本のホラー映画100本特集には、本作の実に惹かれるストーリーが魅力的に綴られていて、いつか観てやる…。と思い、あらゆるT>>続きを読む

グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.4

パンクバンドとネオナチの抗争じみた展開があるという前情報に期待し、OiパンクバンドのTシャツとマーチンを身に纏い鑑賞!序盤は、無人島に連れて行くバンドやら、パンクバンドの演奏シーンやらで、ロックはUK>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

ホラー映画の幽霊役に当たる存在が持つ特徴で、一番厄介な機動力と耐久力にステータスを全振りした盲目のおじいちゃんのお話。

彼の家に盗みに入った若者3人が追い詰められていくも、泥棒が悪いんだし、自業自得
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.3

世の中には究極の二択が存在する。カレー味のうんこと、うんこ味のカレーのように…。『セブン』と『ファイトクラブ』はどちらが好きか?という質問は自分の中では永遠の課題となっている。初体験補正が大きい人間の>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.0

完璧な邦題であるし、必要最小限の見せ方で、観客に内容を伝えている所(理解できないアホは置いていく方式)は素晴らしいと思う。けれど、自分にはこういう映画は向いていない…。こういう内容は小説を媒体にした方>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.3

『言の葉の庭』を観たばかりで、同作を連想させるようなタイトルだな〜と思っていたら、割と詐欺じゃねーか!この邦題は否定派が多そうだ…。

自身の運転する車を事故らせてしまい、同乗していた妻を亡くしてしま
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

愚直や実直など、素直な褒め言葉にならない言葉は多い。馬鹿正直や真面目も、その仲間だろう。誰よりも愚直に人生と向かい合い、周囲の人間と実直に付き合い、何事にも馬鹿正直に答え、真面目という概念を理解せず、>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.8

SFの巨匠(おれは認めてねーぞ!)フィリップ・K・ディックの短編を読むと、よく感じる事柄がある。この作品、普通に良くできた設定だから、練り直して長編にすれば映画化までいけるだろ…という予感である。実際>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

初めて観たのは確か、高校3年生くらいの時だったので、リアルタイムで観られていたんだなあとしみじみと感じてしまった。胸が掻き毟られるような鬱アニメの名は伊達では無く、まんまと自分を投影してしまい、すぐに>>続きを読む

24アワー・パーティ・ピープル(2002年製作の映画)

3.2

パリピと呼ばれる人種は嫌いだけど、頭に24アワーが付くだけで話は別になってくる。工業都市だったマンチェスターがファッション、音楽、ドラッグ面でロンドンに無い勢いを得た80年代後半〜90年前半の「マッド>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.4

コーラやTVゲームの存在を知らないが、8歳にしてドストエフスキーなどの名著、米国の権利章典を初めとする政治、思想や哲学などに通じる教育を施された、教養ある野生児達が人里離れた山から降りてくる映画という>>続きを読む

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.6

複雑な関係を経て子供を授かった両親を鑑みてか、自分はしっかりと計画を立て、人工授精で子供を作ろうと計画していた女性 マギーが、不倫関係になった男性との子を授かり、本妻と連れ子を巻き込んだ三角関係が勃発>>続きを読む

父の祈りを(1993年製作の映画)

4.1

出身バンドや文化を知れば知るほど好きになっていき、歴史や政治背景を知れば知るほど嫌いになっていく不思議な国が、イギリスだと思っている。本作は、自分のように「マスターキートン」から多くを学んだ人には是非>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.4

親権を巡る裁判映画でもある「I am Sam」の終わり方を観て、良い終わり方だけど、現実的にはどうなんだろうなぁ…。予定調和なハッピーエンドかなぁ…。と思った人はすぐにこの映画を観て、親権ものはハッピ>>続きを読む

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.7

荒廃した未来世界と、徐々に陰りが見えつつある過去世界を舞台としているのに、どこか明るく牧歌的に聴こえるアコーディオンのテーマ曲が癖になる一本。

この時期は…ブラピの全盛期やな!観たろ!
→ええ…。こ
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コレクター(1965年製作の映画)

3.5

100Marksすると、シロクマくんが教えてくれるのか!
蝶の標本作りが趣味の内気で気弱な青年が、勇気とクロロホルムを出して、歪んだ愛情を押し付ける ハートレスラブロマンス。GTOの勅使河原先生と言い
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.8

勢いとアイディア勝ち!な一本。いきなりそこから始まるんかい!?と突っ込む間も無く、テンポ良すぎる展開に驚かされる。

明かりの中では姿が見えず、存在すらできないが、闇の中だと具現化して襲いかかってくる
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事件(1978年製作の映画)

3.3

痴情のもつれから起きたと思われる殺人事件の真相が、関連人物の法廷での証言や、回想シーンを交えて明かされていく作品。

古き良き昭和感が作品全体から伝わってきて、コロコロ意見が変わる証言者や、ヤクザ者の
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震える舌(1980年製作の映画)

3.7

和製「エクソシスト」と名高く、前々から気になっていた一本を遂に鑑賞。しかも、フィルムの経年変化に依り、画面が全体的に薄赤くなって不気味さが増すという特大オプション付き!

父、母、幼い娘の幸せな3人家
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コントロール(2007年製作の映画)

4.1

歴史・伝記を媒体とした小説や漫画、そして映画にはある致命的な欠点がある。例えば作中で、信長がどんなに苦戦したりピンチに陥っても、(どうせコイツ、本能寺燃えるまで生きてるんやろ)と考えてしまうように、最>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.8

定年を間近に控え、突如二輪免許を取ってハーレーを購入した我が父の心のバイブルだが、自分からすると観てる途中で飽きて、毎回少し寝てしまう一本。しかし、込められたメッセージと切なさを考えると、後からボディ>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.6

「プラトーン」と並ぶ、自分の中の三大名前は知ってるけど観たことない映画の一角。なお、もう一本は未だ決まっていない模様。60年代ロックの名曲の数々が使われているベトナム映画という予備知識のみで鑑賞。至る>>続きを読む

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.2

シャーロック・ホームズにアーサー王と、ここ数年で完全にセレブとなってしまったガイ・リッチー監督にムズムズしてしまい、一言もの申したくなる人は恐らく、本作か「スナッチ」が好きなはず。この2作は完全に兄弟>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.7

映画界に存在する、博士の◯◯タイトル多すぎ問題に決定打を与えた作品というイメージがあった。全て合わせると「博士と彼女の愛した異常な数式」となる。なんかすげぇぞ。

タイトルとジャケ、冒頭の二人の馴れ初
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

少し前まで、結婚相手の候補に入っていたアン・ハサウェイにあまり惹かれなくなったことに気付いた自分がいた。大人になったってことなのかな…。永遠の嫁候補筆頭は70年代初期のキャサリン・ロスで決定!!

退
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

5.0

人それぞれに特別な映画があるとしたら、自分にとってそれが当てはまる一本。中3で初期パンクに開眼した自分が高1の時に鑑賞して、ダメ押しでロック大好きになってしまった。

ジャック・ブラック演じる偽教師が
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.5

ビートルズが好きなら是非!とおすすめされて、思わず鑑賞。ビートルズ好きなら反応してしまう小ネタは多いが、知らなくても楽しめる作品だと思う。

スターバックス(変更前のマークが懐かしい)の店内が清掃され
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.4

ボーイ・ミーツ・ガール以上に心に染みる率が高い映画、それが無責任なおっさん・ミーツ・内気な少年映画である。高確率でおっさんには大人としての責任感が芽生え、少年はいじめっ子を撃退して、おっさんの胸に響く>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

1.5

3年前に初めて観た時は、寝不足+食後のコンボを喰らい、中盤にて睡眠撃沈してしまった本作を、コンディションを整え、更に今度は一緒に観てくれる人+愛犬を手元に置き、死角は無かった。
ただ、自分とこの映画が
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

親になった時に子供にしなければいけないことを、この作品はいくつも教えてくれる。例え相手が職場の上司で因縁のいじめっ子であれ、子供前では毅然とすることや、幼い頃に、BTTFを観賞させることの大切さだ。>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.2

形から入る男・埼玉代表として、この映画を観る際には決めていたことがある。それはトラックジャケットにアディダスのスニーカーを合わせ、Lust For Lifeを聴きながら、駅から映画館まで走っていくこと>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.3

「今を生きる」
使う人によっては、非常な迷惑を伴いかねないこの言葉の存在は知っていたが、恐らくこの映画の邦題が元ネタなのだろう。
卒業後は名門大学への進学が義務付けられている、全寮制のガチガチに厳しい
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ガープの世界(1982年製作の映画)

3.2

映画好きなら一度は行くべき渋谷のバー 八月の鯨で渡された先月の冊子が、ロビン・ウィリアムズ特集だったので、主演作強化週間へ突入!
子どもは欲しいけれど、夫は欲しくなく、男性の抱える肉欲を嫌悪する、フェ
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ブラー ニュー・ワールド・タワーズ(2015年製作の映画)

3.3

南部のアートスクール、中流階級出身のBlur側は、バンドの再結成した2010年代以降のドキュメンタリー形式で進む。
武道館のライヴは勿論観に行ったので、当時を思い出して懐かしくも感じた。
「日本に行く
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.4

名実共に90年代イギリスのUKシーンを代表し、出身地は南北で分かれ、メンバーは全員労働者階級組と中流階級組で分かれ、互いに罵り合った挙句にシングルの発売が同日になって、売上での戦争が勃発した、Oasi>>続きを読む

アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

3.1

ビートルズの名曲をふんだんに使った、60年代末のアメリカ〜イギリスを舞台に、ベトナム戦争に巻き込まれていく若者たちを描いたミュージカル映画。
使われている曲はビートルズなので、勿論名曲!なのだが、大好
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