Filmarksでの皆さんの評判が良いので、これは見なければ!と思い遅ればせながら見てきました。
PC画面上での映像ってことで、退屈しないか?って不安でしたが、全くそんなことはありませんでした。映像の切り替えがテンポ良くかつストーリー展開を適切に表現できているので、飽きることなく約100分間を楽しむことができました。
映像表現の独自性について評価されていますが、それ以上に細かい演出と脚本があっての結果だと思います。お見事です。
また、ミステリーとしてのストーリー展開もキチンとしていて、新規性は必ずしもありませんが、次々と意外な展開をしていく構成となっておりこちらも見ごたえがあります。これが出来ているからこその高評価だと思います。
私はミステリー的な映画だと思ってみていなかったので、不意を突かれましたが、ちゃんと伏線は貼られていたと思います。ラストはハッピーエンド…かどうかは、見てのお楽しみで。
映像表現の手法については、昔の映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が出てきた時に似ているなって思いました。ブレア~の手法が受けたため結果、POV手法が一般化することになったように、この映画「サーチ」のおかげで新しい映像手法が映画で一般化するかもしれませんね。
(2018/11 公開当時映画館にて、字幕版)