オーウェン

戦慄の絆のオーウェンのレビュー・感想・評価

戦慄の絆(1988年製作の映画)
3.7
何をするにも考え方も一緒に生きてきた一卵性双生児のエリオットとビヴァリー。
医療の道に進み二人で産婦人科医を開く。
ある日患者のクレアと出会ったことで、二人の関係性はずれていく。

冒頭から鮮烈な赤の映像に、怪しい器具など、クローネンバーグらしく不気味な映像が押し寄せてくる。

他にも手術シーンや双生児の結合など、いかにもクローネンバーグが好きそうな画作りがそのままサイコスリラーとしての物語を作っている。

二役を演じるジェレミー・アイアンズが主演を務めたことも大きい。
似てるのだが確かに違う双子を見事に演じ分けている。
ラストの強烈な描写も面目躍如な場面。
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