Moeka

戦慄の絆のMoekaのレビュー・感想・評価

戦慄の絆(1988年製作の映画)
3.6
不穏なオープニングから引き込まれる。精神的結合児の双子が1人の女性との出会いによって自我が分裂してゆく。他者を介して潜む自分自身を知り受け入れる絶望的なラストが美しい。少し壊れてゆく様の描写に物足りなさを感じるが、一人で演じ切った彼の演技力がこの作品をカルト作品に引き上げている気がする。原作はゲイで双子同士で性行為にも挑んでいるそうで、、、見事なデカダン映画でした!
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