ぶちょおファンク

ランボー ラスト・ブラッドのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★1.5 終盤★2


IMDbスコア★6.1/10、ラジー賞獲得

1作目 IMDb ★7.7/10、フィルマでは1作目(現在★3.8)と今作(現在★3.7)で大差のないスコアになってるのが如何にも“同調スコア”で歩調を合わせる日本人らしい…。

良い点
◯動から始まり静へと流れる冒頭。

気になる点
●良いように言えばベタで分かりやすい、悪いように言えば稚拙な脚本に演出。

☆総評
終盤の山場はスピーディーでド迫力なアクションだが、単純に“悪者というアイコン”を殺しまくるだけで爽快感やカタルシスは覚えず(まるでゲームの様)、半分笑いながらランボーの復讐を眺めてました…。

近年だとデンゼル・ワシントン主演『イコライザー』(★3.5)なんかはとても面白かったし、復讐する“オヤジ”キャラと言えばリーアム・ニーソンの作品がたくさんあり、そのメジャーから少し逸れた道をぶっ飛ばしているのが“沈黙”のスティーブン・セガールとなるのだが、今作はセガールと同じ道を走っているような感じかな…。

エンドロールで1作目等の映像が流れ、若々しいスライとさっきまで観ていた老いてなお悪い奴を許さないランボーを演じるスライに時の流れをひしひしと感じる…。

約40年にも渡り映画史に名を残すシリーズを製作したことを評価し、
“ランボー最終章”、可もなく不可もなしな★2!


2021年327本目(+短編17本)