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THE GUILTY/ギルティのKHのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.3
緊急のコールセンターで電話を受ける主人公アスガー以外はほぼ全て電話の音声だけとゆー手法。もちろん場所も全く変わらない。かなり実験的とゆーか、斬新な作品。そしてこの映画のタイトルは「ギルティ」確か有罪とかそんな意味だっけか?くらいのニュアンスで視聴。一体何がギルティなのかを頭で考えながら電話の音に耳を傾けてみる。最後まで見るとその意味がよくわかるように作られてると思った。作中、ある誘拐事件の被害者のイーベンから直電がかかって来る。アスガーは冷静かつ的確に指示を出し、パトカーを誘導したり、車のナンバーを調べたり、しかし、話が進むにつれて自分があるとんでもないミスを犯してることに気がつく。。もちろんそれを見てる俺も同じミスを犯してる事に同時に気がつくのだ。その話の持ってき方がうまい。まぁこれ以上はあまり言わなくてもいいかな。尺もばっちり。だけど、場面が変わらなかったり電話がつながらなかったりする事に少しだけ飽きてきたり、なんで電話繋がらないねんってイラッとしまうんだなぁ。もうほとんど、アスガーを追体験してるような感覚?映画とゆーよりはゲームに近いとゆーか、ゲームで何かを見落としてるためにイベントが全然進まなくなってきてるような。同じフィールドを行ったり来たりさせられてるような感覚になってきてしまった。最近ゲームの実況とか見てるからその辺はもうカットせいや、って思ってしまう脳味噌になってるのかも。この点数は俺が未熟のせい。。
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