あもすけ

ハロウィンのあもすけのネタバレレビュー・内容・結末

ハロウィン(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

メインテーマ流れるまでの冒頭の緊迫感と盛り上がりがすごくて、思いきり掴まれてしまう。そこから少しずつ近づいてくる因縁の再会まで、何者も邪魔してくれるな、という強い気持ちにさせられる。40年越しの瞬間、ただ待っていたのではなく、いろんなものを犠牲にしながら、迎え撃つ準備をしてきたその気持ちを思えば、つまんないことで邪魔されそうになるとほんとにムカつくし、悔やんでも悔やみきれないような不注意であっさり終わってしまいそうになると胸が締め付けられる。そんな心の入れ方で、心躍るとはこのことよな、という超テンションあがる素敵シーンにときめいてしまった。1作目からの流れでニヤリとしてしまう場面がいろいろあって、でもそこじゃなくてもほとんどニマニマしながら観てた気がする。殺人場面それぞれの、近づきかたというか、追い込みかたというか、その瞬間までの見せかたが面白かった。住宅街を練り歩く感じとか、マイケル側から見ているような感覚にもなりながら、マイケルを見失って動きを想像したり、ゾクゾクする。好きなのはセンサーライトのとこ。エンドロール直前の、あのズームにメインテーマ、いろいろ考えてしまうのたまらないし、熱い戦いを見た興奮の余韻がなかなか冷めなかった。
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