まーしー

メジャーリーグ3のまーしーのレビュー・感想・評価

メジャーリーグ3(1998年製作の映画)
2.0
弱小球団インディアンスの奮闘を描いた前2作と違い、マイナーリーグのブンブンズにスポットを当てた本作。
新たに就任した監督の奮闘や、メジャーリーグのツインズとの試合を描く。

とは言え、前2作と比べ、キャスト、ストーリーともにパワーダウン。
個性的かつ魅力的な登場人物の不在、盛り上がりに欠ける展開など、残念な内容だった。
また、肝心の『ワイルド・シングス』もBGMとしては流れず。

前作に引き続き、とんねるずの石橋貴明も出演。
仏教に改宗したはずの長距離打者が、再びブードゥー教の信者として活躍するなど、前作までとの繋がりはある。
が、ワクワク感までは至らず。

メジャーとの実力の差をチームワークで埋めようとする新監督の考えには、激しく同意。
監督の指示を無視した選手を補欠に落とす采配も、愛のムチに思える。
一人の選手の力に頼らず、各選手が持つ強みを引き出すチーム作りは、多くの組織にも当てはまることだろう。

スポーツ映画、コメディ映画としてはB級だったが、主人公の監督が説く内容は、今後の参考になる部分もあると思った。