みかぽん

ロケットマンのみかぽんのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
4.0
フレディー・マーキュリーについては盲目的に大好きだったけど、エルトン・ジョンって…。「確かに歌は良いんだけど、衣装のセンスと妙なテンションがなんかヤだわぁ〜」と、当時の若女子あるあるのまま私、長きに亘って彼を色モノ扱いしていました(小声)。。
えぇ、もう本日に至るまで一定の距離感を保っていたエルトン・ジョンに対し、鑑賞途中からこの忌わしい過去を懺悔し、心の底から悔い改めて詫びました…😂😂。

と同時に、大好きなフレディとエルトンの類似点に驚き(薬物、アルコール、セックス、買い物などの依存症に加え、癇癪持ち、容姿コンプレックス、過去の自分との決別とも取れる改名、そしてセクシャリティーに伴う孤独な日々…)又お互いいつ命を失ってもおかしくない状況に至っても、一方は不治の病で還らぬ人となり、もう一方は依存を断ち、最終的には家族を得て幸せになる様に、人の世の生滅流転を重ね、感傷に浸りました…😞😞。

冷血非道な両親のパートは本当に可哀想で、一つひとつのエピソードが胸に刺さりまくり中盤から後半までほぼ泣き通し。
だって普通、自分の子供が先天的に絶対音感を持ち合わせていたら、親ならトンビが鷹を生んだレベルで完全に色めき立ち、うちの子は天才⁇って思いますよね 😳。ましてや王立音楽院へ推薦〜⁉︎ なんて聞こうものなら、私なら家事なんか放り投げて息子の明るい将来に思いを馳せまくりですよ😆⤴︎(それもある意味迷惑でしょうが💦 無関心より百倍もマシっっ😤!)。
あとジョン・リードが完全な悪者仕立てでちょっと笑っちゃいましたが、まぁ初めて身も心も捧げた人(どうもそうらしい…)に無情にも突き放され、後には金に纏わるドロドロ裁判劇が展開したことを鑑みれば、この辺りはエルトンの(リードは極悪非道キャラでお願いします!的な)意向はむりもないか、と勝手に納得。そして何故か実物よりも遥かにセクシーむんむんのジョン・リードで(まるでヘンリー・カヴィルか演じたナポレオン・ソロばりの色男😵)まぁその辺りも多分、自分をこてんぱんに痛めつけた憎い男がその辺の地味めフツー君ではエルトンのプライドに拘ったんだろうなぁ。あるいは関係者による忖度が入ったのかも…。と少し意地悪めに想像しちゃいました🙄。
…いや、しかしフレディを堕落させた史上最低な専属マネージャー、ポール・プレンターを彼に紹介したのもこのジョン・リードだから。やっぱりさぁ…、リードが二人にとってロクなもんじゃなかったのは間違いない話だわね…😤😤😤。。
(とりとめなくてスミマセン💦)
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