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デュエリスト/決闘者のkirioのレビュー・感想・評価

デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)
3.7
リドリー・スコットの商業デビュー作?
中世から近世のフランスを舞台に、デュエルー決闘ーに明け暮れる二人の騎士の因縁を描いた作品

STORY
18世紀末のフランス。士官のデュベール中尉はひょんな逆恨みで、騎兵隊のフェロー中尉と決闘を行う。それを機にエスカレートしていく2人の因縁は時代を超え、世の中も立場も変わっていく。ようやくデュベールのもとに普通の幸せが訪れようとした時、再びフェローが訪れる…


ナポレンの時代、兵士や戦争はあれど、どこか牧歌的な近世を背景に決闘が行われる。
見どころは、時代に逆行するその戦いに引きずられていくデュベールだろう
野蛮でグダグダな野良試合に、血をのぼらさせ、数十年にわたる泥試合に
武器や戦法が変わっていくのも面白い

なんてことはないが、古めかしいヨーロッパの牧草とリドリースコットの時代劇愛が伝わる一本
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