リバー

凪待ちのリバーのレビュー・感想・評価

凪待ち(2019年製作の映画)
3.8
17日 試写会にて鑑賞。

やはり何より 主演 香取慎吾の存在感というか イメージのある明るく笑顔な陽なキャラとは真逆な、陰な人物を好演していて! 今までもシリアスなキャラがなかったわけではないし(逆にそういう役の香取慎吾も好きではあったけど) 今作ほどギャンブルに堕ちるダメ人間を演じるとは!
作品としても郁男の喪失と再生といえるヒューマンドラマとして じっくりと最後まで見れたし、白石和彌監督らしいといえる暴力やエグさは控えめなので かなり多くの人に見やすい作品になったと思うし。
白石監督、香取慎吾 ともに新境地といえる作品になったといえるのではと。
ただ 宣伝にある誰が殺したか という所からミステリを期待すると そこは薄いというか そこまで重要ではないので あしからず。
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