このレビューはネタバレを含みます
28日、試写会にて鑑賞。
死刑判決の連続殺人犯が1つの殺人は自分ではないと語り…
この設定は似たものを含め ありがちだし、白石和彌監督で 面会室に死刑囚は「凶悪」を思い出すし…
とはいえ、そこからの展開は最後まで引き込まれるし、単純に面白くて!
過去作の出来から白石和彌監督作は期待値は高いけど、今作もしっかりと間違えなく流石。
何よりシリアルキラーの阿部サダヲの怪演は 本当に恐ろしいし いい人感があるからこそ、活きるというか 凄いね。
対する、岡田健史もいいね。
知ってはいたけど、あまり今まで意識してなかったので 今後も楽しみ。
この役が刑事や弁護士などでないのも面白いし、彼が選ばれた理由や死刑囚との関係性も キーになっていくので巧いなぁと。
全く知らなかったけど、原作もあるので読んでみたいですね。
本当のラスト、彼女の秘密は衝撃で 余韻がね…
こういう作品でハリウッドや韓国にも負けぬ作品になったのではと!
白石監督作の中でも上位に好みだったかな。