山椒

ヒトラーと戦った22日間の山椒のネタバレレビュー・内容・結末

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

タイトルからもう
どこで脱出するんだろうと
ドキドキしながら見る映画

第二次世界大戦中に
ナチス・ドイツが
ポーランド東部のソビボル村に置いた
強制収容所の話。
1943年10月に600人の囚人が
反乱を起こした実話

オープニングからすぐに男女わけ
使えない労働者女子供は
すぐ毒ガス行きなのが
同じ人間として扱ってないのが
痛いほど伝わってきてしんどい

昼間に脱走試みるなよ…と
思ってたらそのあとの10番目のやつを
連帯責任でパンパン撃ち殺していくのが
ほんとに運でしか生き残れない
残酷な惨状が映し出されて更に辛い

そこから子供も巻き込みながら
作戦をたてて
奇襲をかけていく様は
感情移入して応援してしまう

現実としては600人の囚人のうち
300人が森まで脱走するが
結局生き延びれたのは
50〜70名ほどだったらしい

この時間からこのソビボル収容所が
閉鎖に追い込まれたのも凄い歴史だ

こういう映画なくなってほしくないです
山椒

山椒