ももさく

ドクター・スリープのももさくのレビュー・感想・評価

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)
2.5
キャンピングカーから出た少女は、お花を摘みに湖の方へ行く。すると、そこに歌を歌う女性がいた。そして周りを見回すと…。

場面変わり…1980年、オーバールックホテルの事件後。善き亡霊であるディック・ハロランはダニーに対し、現在ホテルは閉鎖されており、亡霊が餌を求めてダニーに取り憑いていることを伝え亡霊を封印する為に箱を渡す。

そして2011年、ダニーはシャイニングを抑える為に酒に溺れていた。    


ダニー(ダン)・トランス(ユアン・マクレガー、ロジャー・デール・フロイド)5歳の時父親を亡くす。作家だった父親ジャック・トランス と母親のウェンディ・トランスの息子でシャイニングの能力者。病院の辛い患者の心を癒す力となる。

アブラ・ストーン (カイリー・カラン)テレパシー、心を読めるなど、シャイニングの能力あり。それゆえ怖い思いもしている。

スネークバイト・アンディ(エミリー・アリン・リンド)ヴァンパイア集団に入り他人の肉体を操る。

ローズ・ザ・ハット (レベッカ・ファーガソン)ヴァンパイア集団「トゥルー・ノット」。シャイニングの能力を持った子どもたちを拷問及び殺害することによって発生する生気(スチーム)によって長生きする。

クロウ・ダディ (ザーン・マクラーノン)ローズの恋人。

グランパ・フリック (カレル・ストルイケン)ローズの仲間の高齢者。

ビリー・フリーマン (クリフ・カーティス)ダニーに会ったばかりなのに直感だけで親切にする。アパートとアルコール中毒者支援団体を紹介した。

ジョン・ダルトン医師 (ブルース・グリーンウッド)アルコール中毒支援団体の先生でもあり。

ブラッドリー・トレバー (ジェイコブ・トレンブレイ)野球少年。

他出演者→ ディック・ハロラン(カール・ランブリー)デイビッド・ストーン (ザッカリー・モモー)ルーシー・ストーン (ジョスリン・ドナヒュー)バリー・ザ・チャンク (ロバート・ロングストリート)バーテンダー / ジャック・トランス(ヘンリー・トーマス)ウェンディ・トランス (アレックス・エッソー)チャーリー (ジョージ・マンガート)ディーニー (チェルシー・タルマッジ)バイオレット(バイオレット・マグロウ)ミセス・ロバートソン (デイドラ・ムーア)ビジネスマン (ジェイソン・デイヴィス)他。


   「貴方は特別な女の子なんだもの」

三輪車こぎこぎにシンメトリー、237号室、RED RUM、ホテル、迷路、血の海、そしてシャイニングの能力があったあの人なんかも出てくるので前作のシャイニングを見た人ならかなり楽しめるし見てない人も見てからの方がより楽しめる。

猫が可愛い〜。

  「この世は巨大な一つのホスピス」

     「死んでも終わりはしない」

体から精神だけ抜け出して頭の中に侵入するのが、よくあるっちゃあるけど面白い。

黒板、誘拐、銃撃戦、ボイラー室、脳内の箱の中も印象的。

手や足が痛そう!ってのと消える前にゾンビっぽくなるくらいで苦手なグロさは無かった。

「自信があるからシートベルトも着用しない」

出演者調べながら見てたらまぁまぁ重要なバーテンダー役をETのエリオットを演じたヘンリー・トーマスってなってて当然なんだけど面影すらなくて時を感じております。

面白くなくはないし、過去シャイニングを見てたからこそ楽しく見れる部分も多い。だけど全然ハッピーな感じがない。悲しいし終わり方もスッキリしないし続き作ろうと思えば作れちゃう感じがした。

ダニーも、それが一番いい選択だったのか?。子供が苦しんだり沢山の人が死ぬのも不快で悲しいし問題を解決しようと戦うならば、その先に一つくらい良かったねって思える何かが欲しかったなぁと思ってしまった。私には良かったねが足りなかった。

あの子に関して良かったと思ったけど結局終わり方が、えー!まだまだ大変だねってなってしまった。

人によっては良かったねと思えるのかもしれないが私は何箇所も悲しい気持ちになりましたねぇ。

「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」「レディプレイヤー1」くらいしか私は知らないけどシャイニングは多分私が知らない作品でも沢山オマージュされてる映画だから、それくらい有名なんだなと思います。

最初に何で子供に先生とか言ってるんだ?聞き間違えか?シャイニングでそんな設定あったか?忘れてるわと思って調べたらバックスバニーが関係しているよう。ダニーお気に入りのアニメのバックス・バニーのセリフ「What's Up Doc?」からドク=先生と呼ばれていたって事らしい。多分。