「Hello,Danny. Come and play with us.
Foever…and ever… ever…」
雪山の惨劇から40年。ダニーはすっかり大人になり、アルコール依存症に罹って荒れ放題の生活を送る。
カエルの子はカエル
お酒で粗暴になった父・ジャックと似たような境遇を強いられる。
ボロ雑巾のような状態でたどり着いたとある街でビリーという信じられないくらいに良い人と出会い、ダニーの人生は再生していく。
一方、離れた場所では子供達を狙った犯罪集団が暗躍しており…
みたいな導入ストーリーが序盤の30〜40分。
いや〜盛り上がりがないからけっこう辛い。
白目剥いて他人の頭の中覗きそうな状態。
なるほど!ドクタースリープとは観客を催眠にかけるという意味のスリープなのか!という悪い方向にしか頭が働かない。このまま眠ってしまうのではというところで本領発揮。
シャイニング=特別な能力
その力を自覚する選ばれし人間ダニーと少女・アブラ。
二人が出会うことで始まる超能力バトル💪
ここからの展開が最高!アメコミみたい。
敵はシャイニングを持つ子供の生気を吸い取るひでぇ奴ら。
互いの頭の中に侵入して繰り広げられる闘い。
ワナをかけ合う騙し合い。
面白い!!
前作では超能力とかお飾り程度しか触れられてなかったけど今回ガッツリ。
きっと原作に忠実なんじゃないかなぁ。
前作はキューブリックが好き勝手にやった結果、ジャックダニエルを飲んだジャック・ニコルソンが猛り狂ってひたすら顔芸を繰り広げる内容になった(あくまで個人の感想です。お気を悪くされた方はすみません🙇♂️ジャックダニエルは大好きです!)のではないかと予想。
個人的にはこっちの方が断然好き。
闘いの中でダニーは強大な敵に対抗するために忌まわしきホテルの特大マイナスパワーを借りることを決意。
前作と同じホテルへ舞台が移ってゆく…
舞台をホテルに移してからは前作のセリフやシーンオマージュをふんだんに取り込んでおり、予習しておいて良かった〜と心底感じた。
愉快な幽霊達も総出演で高ぶる気持ち❣️
ラストも一応はスッキリとした形で物語が閉じられたので良し!
ダニーよ、40年分のモヤモヤから解き放たれろ!!