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夏休みにレイトショーにて鑑賞
正直、さほど観たい!的では
なかったけど
8月は戦争やお盆を意識したものを
観たかったのと、久しぶりに
菅田くんをスクリーンで堪能してみようかと
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結果、想像よりも全く違うところに
連れて行ってくれる映画でした
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日本の戦争映画は
戦争の悲惨さや国のために命を
全うする人間ドラマに焦点が
当たりがちですが
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この映画は戦争の裏側として
「軍の上層部の一部は開戦前から
敗戦を確信しながらも戦争を
止めることは出来なかった」
という見解をリアルとフィクションを
巧みに行き来する面白みを堪能できます
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菅田くん、すっかり大人になって
スクリーンの真ん中に安定感が
増しているようです
いつものまくし立てるような
お芝居かな、と思っていたら
そんなこともなく、かといって
美しくなり過ぎることもなく
見応え十分です
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会議室での黒板に数式を書き上げる
シーンは数式を理解して実際に
解いているとか
スゴイ!
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柄本佑くんとのバディ感も良かったし
ほかに居なくても良いような少尉役で
若手イケメン俳優が出てこなかったのも作品全体が締まって好感度↑
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山崎貴監督の代名詞とも言える
VFXは冒頭のセリフなしの
戦闘シーンに息を飲みます
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アメリカの戦争映画を思わせる
シーンの連続と戦艦大和の全貌を
こんな風に再現出来るのは
本当に山崎貴作品ならでは
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語り継ぐことが年々難しくなって
いく太平洋戦争
毎年、夏には自分なりの方法で
振り返っていきたいと思います
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