1週間のリバイバル上映という
素晴らしい企画にほかの作品を
すっ飛ばして鑑賞しました。
映画館で観られることに
感謝しかない。
「インターネット以前の世界の一期一会」
とレトロ感も相まってものすごく>>続きを読む
3年一緒に暮らしていた恋人、長谷川から
プロポーズをされた翌日に忽然と失踪した「川辺市子」の壮絶な半生が
正直、ちょっとお腹いっぱいな
羅生門スタイル(時系列が前後し、
他視点より伏線回収をする)で>>続きを読む
石井裕也監督ご自身が上映中の「月」と
対になるであろうと言っていた本作。
久しぶりに日本映画の魅力が
詰まった作品が観られてなんだか
感無量です。
ここ数年、多作の石井監督が一貫して
描いているの>>続きを読む
もともと、自分を社会に送り出して
くれたのが百貨店業界で昨今の衰退に
心を痛めることも少なくない私に
とって古き良き百貨店をスクリーンで
再現してくれたようで、それだけて
グッとくるのととにかくキャラ>>続きを読む
荻上直子監督の最新作。
予告から「あらぁ、いつもと違う感じ」と
思っていたけど、
久しぶり邦画らしい邦画を見た印象です。
多くを語らず、最近のトレンドの
「共感」とか「没入」とかを
蹴り上げて「見>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
公開翌日、レイトショーにて。
カンヌの速報で「おおいなるネタバレ」の
被災にあったので急いで鑑賞。
今回はスコアなしでレビューします。
坂元裕二さんの「あまり喋らせない」
脚本と超一流の素材を超一級>>続きを読む
正直なところ、昨今のクィア映画の氾濫ぶりに辟易していて当初は見るつもりはなかったのですが、
鈴木亮平のインタビューや舞台挨拶の涙に
押し切られ鑑賞しました。
結果、鈴木亮平に尽きる。
もちろん、氷魚>>続きを読む
「好き」と言って「ありがとう」と
答える人の愛ほど
いい加減なものはない。
登場人物と同世代が見ると
リアルで胸アツ、それより上の世代には
ノスタルジックな気持ちにさせようと
してるんでしょうが、ど>>続きを読む
荻上監督ならではの優しさやユーモアに溢れていながらも今までと異なる点として常に死や死生観を突きつけられるようなこの作品。
と同時に「生きること」へのメッセージ性がとても強いです。
生きることは働くこ>>続きを読む
そう遠くはない未来の日本で
75歳以上の老人に自ら死を選ぶことが出来る制度が法案として可決、実施されているとんでもない状況が淡々と繰り広げられることに奇妙だけど、あるのかも、という思いに駆られました。>>続きを読む
この作品は「私の大の苦手」村上春樹の
原作なこと、3時間に及ぶ上映に覚悟が
出来なくて公開時はスルーしてしまいました。
まずは、劇場で観ることが出来て
本当に良かったです。
これは劇場でないと感じら>>続きを読む
「ヒメノアール」の残酷さが
トラウマで、劇場鑑賞を諦めた作品。
WOWOW鑑賞。
冒頭の事故シーンの描写がさらに
エスカレートしたら、見るの止めようと
思いまはしたが、なんとか最後まで
鑑賞出来まし>>続きを読む
「あのこは貴族」の岨手由貴子監督の
商業映画デビュー作品です。
女性監督、苦手な方多いですが、
ファンになりました✨
「花束みたいな~」や「ちょっと思い出しただけ」のような別れた2人の軌跡の
逆軸と>>続きを読む
「圧倒的に戻れない過去があって
その過去を再解釈するのは映画の魔法」
プレミア上映での池松君のこの言葉
に誘われ、久しぶりの主演作、しかも
ラブストーリーを初日から鑑賞しました。
すごく純度の>>続きを読む
コロナ禍が少し落ち着き出した
このタイミングの公開で
秋の京都から始まり、春の桜で終わる
まるでこれからのこの国へのエールの
ような素敵な作品で大満足✨
誰も体験した事のない事が起きた
この世の中で>>続きを読む
久しぶりに劇場で洋画を観たくて
キャラもの、コスプレ感のない
ジョニーデップが観たくて
そして久々の大注目の若手俳優、青木柚くんが観たくて
事前情報をほとんど入れずに鑑賞しました。
「日本の三大公害>>続きを読む
中川監督ならではの
美しい映像と終始流れるピアノの旋律。
とても、良いとは思うのですが
うーん、既視感?お腹いっぱいな感じ
でした。
ただ、常連の太賀君くんはこの作品が
1番良かったかも。
決して>>続きを読む
この映画は面白いかどうかよりは
「好きか嫌いか」に尽きる、
なかなか観客を突き放す作品です。
アメリカで活躍する中国出身の
SF作家ケン・リュウの原作を
脚色するかたちで映画化された
とのことです>>続きを読む
たくさんの愛のかたち、愛に溢れた
作品と言えるのが本作。
久しぶりに観てみました。
90年代~2000年代のラブコメと
お仕事映画が大好きでメグ・ライアンや
ジュリア・ロバーツは私にとっては神✨
さ>>続きを読む
待ちに待った西川美和監督の最新作
前作「永い言い訳」のレビューで
「また3年後」と記しましたが、
コロナ禍もあり、4年後になって
しまいました
一言で
何処を切り取っても西川監督の作品
人間>>続きを読む
モラトリアムという大義名分を
振りかざしていた
学生から社会人になった時
学生時代の恋人との別れを経験した人は
少なくないはず。
・
これは
2015年からの5年間のそんなお話。
・
男女の価値観>>続きを読む
・
・
映画「AWAKE」鑑賞
・
昨年の公開時にはこちらでは
上映がなく、ようやく観ました
・
将棋のことはまるで分からず
「どうぶつ将棋」も「オセロ」も
ナチュラルに子ども達に負けて>>続きを読む
昨今は映画も小説も女性目線の
作品が多い中、珍しく男っぽい
重厚な原作のボリュームを再現すべく
140分の見応え十分な作品。
・
が、
序盤からのあまたの証言者の
証言シーンの連続でやや中>>続きを読む
正直、この2人の共演の既視感
共演作が公開する度の
ビジネス臭満載のゴシップに
辟易していて、当初は全く
期待せず。
きっと予定通りの公開日だったら
鑑賞していなかったかもしれません。>>続きを読む
【一生に一度は映画館でジブリを。】
・
こんな時期に素晴らしい企画で
息子が大好きな作品を
一緒に劇場にて鑑賞しました。
・
2001年公開のこの作品
劇場には公開後に生まれた
高校生、大学>>続きを読む
・
夏休みにレイトショーにて鑑賞
正直、さほど観たい!的では
なかったけど
8月は戦争やお盆を意識したものを
観たかったのと、久しぶりに
菅田くんをスクリーンで堪能してみようかと
・
結果>>続きを読む
・
時代劇に必須な時代背景や史実との兼ね合いの
説明は一切ないまま物語が
ただただ「何かある気持ち悪さ」を感じさせながら
はじまり、これでもかというほど
3人の女性の「愚」を全面に出し続け
フィニッシ>>続きを読む
函館オールロケ
「そこのみて光輝く」
「オーバーフェンス」とともに
佐藤泰志原作の「函館三部作」の最終章
として公開されたもの
・
【男子ふたりと女子ひとり】
その昔のドリカム編成?
いきものがかり?>>続きを読む
大九監督は「女子のこじらせ」を
描かせたらピカイチで
数少ない好きな女性監督のひとり
・
最近、家族ものやLGBTものなど
重めな作品鑑賞が続いたので
気楽に観始めましたが、意外に
みぞおちにパンチく>>続きを読む
島本理生さんの原作は未読のまま鑑賞しましたが
「主婦の不倫」という
いま、嫌いうほど取り上げられるテーマを
三島有紀子監督が現代の女性の目線で徹底的に描いた
完全なる「女性による女性のための映画」でし>>続きを読む
「恋愛映画の旗手」と言われはじめた
今泉力哉監督がこのテーマで何を
訴えるのかと注目しましたが
着地点はやはり今までと同じ
あたたかくて、優しい人間讃歌
だったのでは
・
「好き」って何?
「普通」>>続きを読む
「家族の多様性」
「生活弱者、マイノリティの 生きにくい世の中の描写」
・
このふたつが
昨今の話題作の普遍的なテーマに
なっていて
この作品の公開は本国では2012年
劇中の設定は1979年
こ>>続きを読む
自分の中の「よどみ」が
解消されないとき
消沈してしまっている
自分を鼓舞するとき
そんなときに観たくなる
私の不動のベストムービーの
1本です✨
・
『仕事と愛こそが人生のすべて』
・
これもまた>>続きを読む
原作の大ファンで
「蜂蜜と遠雷」とともに
映像化に疑問を感じ続けていた作品で
最後まで観るかどうか迷った末に
イオンシネマのハッピーマンデーを
利用して鑑賞
・
6年の歳月を辿る構成ですが、
平野啓一>>続きを読む
お互い子どもを連れながらの再婚
いわゆるステップファミリーとして
5年間一緒に生活した「家族」が
亡くなった父の通夜で再会し、
母が作る「通夜ふるまい」の料理を
通しての回想と家族の秘密を知っていく>>続きを読む
下北沢映画祭にて
・
あの不思議ちゃんの風貌からは
考えられない恋愛のグズグズを
描かせるとピカイチでおシャンな
今泉監督の良さと
主演の若葉くんの魅力が
たっぷり詰まった素敵な映画でした
・
男女間>>続きを読む