shunta

ふたりの女王 メアリーとエリザベスのshuntaのレビュー・感想・評価

4.5
スコットランドとイングランド。
2つの国の姉妹の女王が、真の女王の座を狙う。
ただ戦いは女王同士ではなく、国内の
権力争いに女王は翻弄される。
男性のおそろしい嫉妬。
権力が近づくと人間は狂う。怖すぎる。

女王は女性として世継を産むことを求め
られつつ、権力を維持するたむめに利用する。
ただ子どもが弱点になるときも。

権力をめぐる人間模様がおもしろい。
孤独と戦いながら、女王として孤高で
気高い権威を守ろうとする、気品を感じる。
女王の生きざまに心動かされる。

ただ歴史的な背景の理解が難しい。
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