ゆいこ

mid90s ミッドナインティーズのゆいこのレビュー・感想・評価

3.7
蘇ることのない青春って、どうしてこんなにも眩しいんだろう。
”今”が全ての若者たち。
それが彼らにとってスケボーであり、その仲間は互いの居場所だった。
マジメ一筋に生きてきた私にとって、派手なパーティにタバコやドラッグなんて、画面を通じてでも時折胸が痛むような気さえするけれど、それを超えるといっそ清々しい気持ちになる。
時間の経過と共に、やがて彼らを結ぶ点と点も交差していくのだろう。
それでも仲間と全うした一瞬一瞬は、ずっと胸に輝いているに違いない。
最後のテープに、この作品の良さ全てが詰まってる気がした。
ゆいこ

ゆいこ