ベビーブームを風刺的に描いたコメディ映画。
少子化にハラスメントが叫ばれる現代においては、あらゆる意味で考えられない要素の詰め合わせ。
困った顔をしつつどこか呑気な大臣に、甘ったれ息子。
だけどどちらも憎めない。
美しい才女が何故この息子と...と随分不思議だったけれど、子どもじみた無邪気さが可愛いんだろうなぁと、だんだんと何となくわかる気がした。
雑な一人二役(学芸会レベルでは?笑)や、新聞の漫画、コントかと思うようなオチ。
クスッと笑える場面も多くて、時代錯誤も承知の上で観ればかなり面白い作品だと思う。