左衛門

mid90s ミッドナインティーズの左衛門のレビュー・感想・評価

3.0
90年代に児童期だった人間としては、国も文化も言語も違えど、なつかしさを感じずにいられない。傍目には何も起こらない。世界もどうやらそのようで、あらゆるものがゆっくりして見えて、地続きなものとして感じていた。子供ではなく、不完全な大人として社会に成熟と自立を急かされるZ世代の見ている世界とは、同じか、違うか、今となってはもうわからない。
おじさんおばさんがこの作品を見て懐かしさを感じることよりも、今の、これからの子供たちがこの作品をどう感じるか、そこに価値があると思う。

3.0てん🙆‍♂️
左衛門

左衛門