松原慶太

mid90s ミッドナインティーズの松原慶太のレビュー・感想・評価

4.1
'90年代のLAが舞台。ローティーンの主人公スティーヴィーが兄貴にボコられたり、年上の不良っぽいお兄さんたちに揉まれたりしながら、大人への階段を登っていく話。

スケボーショップの仲間たちへのあこがれ。ワルっぽい連中にもルールもあればモラルもある。年上のお姉さんからの性的な誘惑。

傑作「スーパーバッド 童貞ウォーズ」でも感じたが、監督・脚本のジョナヒルは郊外のティーンエイジャーを描くのが上手い。90年代あるあるにとどまらず、胸を打つ普遍的な青春ムービーになっている。
松原慶太

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