開明獣

ROMA/ローマの開明獣のレビュー・感想・評価

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)
3.0
ギレルモ・デル・とろろ芋、アレハンドロ・箪笥にゴンザレス・イニャリトゥと並ぶ三大墨西哥出身映像作家のアルフォンソ・キュアロン毛の代表作の一つ🎬

これ以降、伝記映画はモノクロだじゃ、と模倣するのものが続出。俳優としては一流だけど、監督としては???なケネス・ブラナーも「ベルファスト」で真似はしたものの、二番煎じと陰口叩かれ、アカデミー賞レースでは脚本賞止まりだったのは記憶に新しい😑

キュアロン、他のメキシカンの2人同様大好きな監督なんだよねー。「トゥモロー・ワールド」でも「ゼロ・グラビティ」でも、逼迫した閉塞感を描くのに長けた演出家だと思ってます。でも、他の2人と違って、キュアロンだけは、監督賞は獲ってるけど、作品賞🏆獲ってないんだよねー😮勿論、賞は時の運でもあるんだけど、監督賞2回で、作品賞無しというのは、アカデミー賞の歴史の中でも異例のことだと思う。

演出は巧みなんだけど、総合的な作品の力がもう一つ足りない、という評価なのは、これを観てもなんとなく分かる気がする。美しさとノスタルジーはあるけれど、もう一歩踏み込んだ何かがない印象なんだよねー😔映像は美しいんだけどねー💦

当時まだ寝たふりに入信してなくて、寝たふり独占で劇場公開ないのかよー、と不貞腐れてたら、イオンシネマで公開してくれて、わざわざちょっと遠くまで観に行った覚えがある。で、劇中、男性が全裸でカンフーのデモンストレーションみたいのするシーンがあるんだけど、モザイクなしで、もろだしだったのよー😨

場内は、ほぼ女性で満席、開明獣の両隣も女性で、そのシーンの瞬間、飲み物を慌てて啜る音と、唾をゴクリと飲む音で、開明獣の方が恥ずかしくなってしまったのは、懐かしい思い出だじゃ。

あの頃はウブだったにゃー😾
開明獣

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