ディズニーランドのアトラクションとして長く親しまれているジャングル・クルーズの実写映画。
アトラクションはアマゾン川、ナイル川、イラワジ川を再現したものだけど、映画の舞台はブラジルのアマゾン川になってます。
植物学者のリリーが弟のマクレガーとともにアマゾンの奥深くにあるといわれている不老不死の花を求めて、謎のベテラン船長(スキッパー)フランクの案内で旅するお話。
ジャングルを舞台に、ナショナル・トレジャーとパイレーツ・オブ・カリビアンを混ぜて仕立て直したという印象。
一番の見所は、エンドロールのイラストのアニメーション。とても綺麗でした。
ジャングルの様子は丁寧に制作されてると思うんだけど、リアルなリバー・クルーズのワクワク感を想起させるほどではなく…南米は旅したことがないので、東南アジア・アフリカ補正をかけつつ鑑賞したものの、やや退屈でした。
アトラクションとの比較では、スキッパーのすべるジョークがしっかり入ってるので再現性がそこそこあると言えるかも。
最近流行りの女性差別ネタに寄せてきたところもあからさま過ぎて微妙でした。
開始30分、終了30分観ればだいたいストーリーが掴めちゃうのもなんだかもったいない。
ただ、「旅に出たい!」という気持ちにさせてくれるところは良かったです。
フランク役のドゥエイン・ジョンソン、年取ったなぁと思ったら、まだ49歳だった。アクションが少ないせいか。