個人的に岩井俊ニ監督作品の鑑賞は16作目
あらすじだけだと魅力が伝わらなくてもどかしいのが岩井俊二監督作品の1つの特徴で、本作もご多分に漏れず、あらすじを読んだだけではピンと来なかったのと、岩井俊二監督の最新作ということで期待値の高さ故にがっかりしないかおそるおそる観に行ったのですが、
あらすじに要約できない、映画としての純然たる魅力に溢れた映画でした
本当は大切にしたかった人(けれどもそれが叶わなかった人)が誰かに大切にされなかった話を聞くのはあまりに辛くて応えるなと思いました
広瀬すずさんも森七菜さんも可愛すぎで芝居も上手で本当にすごいなと思い、また、岩井俊二監督はどの作品でも作品にぴったりのミューズを抜擢するなぁと思いました
作中に同窓会のシーンがありますが、本作も『Love Letter』『undo』のトヨエツさん、『Love Letter』の中山美穂さん、『四月物語』松たか子さんが集結するなど岩井俊二監督作品の同窓会のようで、それも良いなと思いました
