いわゆる『若草物語」なのだが、原作を忠実になぞるのではなく、ジョーを中心に、4姉妹の話が物語上の“現在”と“7年前”とを行き来する。
途中で「え？どっち？」となりそうになるのだが、そこは髪の長さとか、服装などでちゃんと分かるようになってるのが上手い。
シァーシャ・ローナンは『レディバード」以来だったが、あれ監督もグレタ・ガーウィグでおんなじじゃん。そう言えば「レディバード」も現代のジョーみたいな感じだったから、親和性があるだろう。
4姉妹はみんな良くって、やはりお騒がせなエイミーをフローレンス・ビューか。ボク的にはクロエ・グレース・モレッツでも良かったんじゃないか？とも思ったけど。
そしてハーマイオニーがメグ。ぴったりじゃないか！そしてベスの娘は初めてだったけど、確かにベスだったよ。もう涙腺崩壊したよ。
ローラ・ダーンはお母さん役がとても良くなってますねぇ。ヤナ弁護士より、こっちの方が良い。
途中で『もしかしてジョーはアセクシャルなんしゃ？」と思ったら、アレレ？でも、あの駅で告るジョーは彼女の小説内のジョーであって、本当のジョーは？？？
とにかく、コレはとても良い映画でした。若草物語好きな人はみた方が良い。それにしてもシァーシャ・ローナン恐るべし。
