佐藤

ブルー・マインドの佐藤のレビュー・感想・評価

ブルー・マインド(2017年製作の映画)
3.6
大人になる過程で現れる変化への葛藤、不安、心の機微を繊細かつ複雑に描いています。
しかし、この分かりにくさこそが思春期の胸中のそれなのではないかと自分を納得させてみます。

ヨーロッパ系の映画は、娯楽、エンターテイメントというよりもやはり芸術に近いものだと確信しました。
終始不気味な雰囲気が漂い、湿り気がある作りなのですが、観終わって思い返してみるとスッキリしている自分がいます。
これぞまさにカタルシス。
佐藤

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