ほ

Girl/ガールのほのレビュー・感想・評価

Girl/ガール(2018年製作の映画)
3.6
家、病院、バレエ学校の行き来の中でずっと口の端っこをキュッとして何かに耐えるようにニコニコしてるララが目に焼き付いてる
結構ララを大きく捉えるカメラワークが多い中、バレエ学校の食堂での引いたカットはララの孤独感が浮き彫りになってる感じがしてすごく心に残った。あとは電車や車で移動してるシーンが多い印象。
一方でラストカットは自分の足で駅の中を堂々と歩くララ。これはこの映画の一応ハッピーな終着点として捉えていいのかな…まだひとつひとつのカットの意味があまりわからないな

自分には性自認の悩みは今のところないのでそこは完全に理解することはできないけれど、単純に可愛い弟と「大丈夫」の裏側まで心配してくれる父親がいて羨ましいなあと思ってしまった

あとは、鏡が印象的
ほ