ぐうの音も出ない超〜〜〜良い話!
隙がなさすぎてともすれば鼻についたりありがちでつまらなくなってしまいそうなお話だけど、そんな邪念も起こさせないぐらい超〜〜〜良い話でした。
なおかつ全編に渡って小気味よいコメディセンスが光っていて、下ネタもブラックジョークも一切ないけどちゃんとファレリー監督の映画になっている!
エリートの黒人という、社会全体のみならず黒人コミュニティの中でもマイノリティで孤立しているドクのキャラクター設定が絶妙で、これが凡庸な人種もので終わらない深みを与えていると思いました。
主人公トニーも漫画みたいな愛すべきバカって感じでとても魅力的。
キャラクターの魅力でストーリーを引っ張っていくところにもファレリー監督らしさを感じました。
とにかく良い意味で癖がなくて本当に誰が観ても楽しめる作品だと思うので、老若男女みんな観てほしい〜〜そして鑑賞後は是非ケンタッキーへ!